レース前のパドックで集中力がある馬は、好走する傾向があります。
古馬になると、今からレースが始まるから気を引き締めなけれならないことを学習しており、パドックで周回している間に集中力を増していく馬もいます。
そんな状態で、発情している状態では、とてもこれから始まるレースに集中しているとは言えません。
牡馬の発情を、「馬っ気」、牝馬の発情を「フケ」と言われます。
牡馬の発情 馬っ気(うまっけ)
春先から夏(3月から7月くらい)にかけてなどによくある現象ですが、パドックの周回中に前にいる牝馬に牡馬が発情して男性のシンボルが大きくなった状態。
「馬並み」っと言う大きいことを意味する言葉があるようにかなり大きいです。
写真でも一度ご確認ください。
そのことから馬っ気が出た場合はパドックですぐに確認することができます。
馬っ気が出た馬はこれから始まるレースに集中できたいないことからマイナス材料になります。
ただし、すぐに正常な状態に戻った場合は、それほどのマイナス材料にはなりません。
スポンサードリンク
牝馬の発情 フケ
「フケ」とは、牝馬が発情をしている時のことです。
牡馬で言う「馬っ気」とおなじです。
しかし、よくないことは一頭がフケになってしまうとフケは伝染します。
それに牡馬の馬っ気よりもマイナス材料になります。
また、フケであるかどうかを判断には牡馬の馬っ気を見つけるよりも難しいです。
膣か分泌物が出て尿道辺りが腫れているので、しっぽを上げて見れば分かるのですが、パドックではそう言ったことはできません。
ほかの特徴としてフケになるとしっぽを左右に柔らかくふわっとした感じで振ります。
虫よけのためや汗をかいたときもしっぽを振るますが、この場合はしっぽの振り方が力強いので一度注意して見れば違いがわかるようになります。
パドックで牡馬の前でふんわりと左右にしっぽを振る牝馬がいれば注意です。
数日前からフケになる馬もいれば、その日にフケになる馬もいます。
また、オークスのような牝馬限定戦でもフケは見かけられます。
そういった意味でも、パドックでフケを見抜くことができれば、有力馬でも重い印は打てません。
発情(馬っ気、フケ)について
- 馬っ気、フケともマイナス材料
- 特に牝馬の発情(フケ)はマイナス