その馬の特性を知るには、パドックではどこを見ればわかるのでしょうか?

実は、脚の長さと前脚の繋(ツナギ)を見れば、馬の距離特性と馬場特性が大体把握できます。

パドックで見るサラブレットの脚

その見分け方も実はそんなに難しいことはなく、いわば一目瞭然で初心者でも知ってさえいれば十分判断できます。

脚の長さで特性を見極める

馬によって脚の長さは、かなり違いがあります。

脚の長さで距離特性がわかります。

脚の長さが短いと1歩にかかる時間が短くなるのでスタートダッシュの時が有効になります。

逆に繋が長いとその分だけピッチが落ちることになりスタートダッシュが遅れがちになります。

しかし、1歩の歩幅が大きくなることから長距離に有効になります。

脚が長い馬は歩数が少ない分だけ、脚に負担がなく末脚勝負という馬が多く見られます。

車で言えば、

  • ローギアが脚が短い
  • トップギアが脚の長い

イメージしていただければ、問題ありませんね。

ローギアでは、スタートの立ち上がりは良くパワーはあるのですが、スピードに乗ってしまえば無駄にエネルギー(ガソリン)を使いますね(スピードに乗ってまでローギアで走る方はいませんね)。

一方、トップギアは、スタートでの立ち上がりはすごく遅くパワーはありませんが(下手すればエンスト)、スピードに乗ると無駄なエネルギーを使わずに走れます。

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脚の太さで特徴を見極める

脚の太さでその馬の骨の状態がわかります。

骨密度が高く骨格が大きい馬は筋肉量も多くピッチが速くなることから短距離に適性があり、骨格が小さくて小柄な馬は長距離の特性があります。

前脚の繋(つなぎ)で特性を見極める

馬の前脚の繋

繋(つなぎ)とは、蹄と脚をつなぐクッションの役割を果たしている部分です。

このクッションが発達した馬は堅い馬場でも脚に負担が少なくスピードに乗って走れるというわけです。

しかし、柔らかく力が必要な馬場(ダートや重馬場)では、繋(つなぎ)のクッションの効果が逆に邪魔になってしまいます。

前脚の繋(つなぎ)を観察するポイント

  • 繋(つなぎ)の角度
  • 繋(つなぎ)の長さ

この2点です。

繋が立っていて短い馬は、繋(つなぎ)のクッションの効果が小さく、スタートダッシュが効く短距離に有利です。

長距離馬でもスタートが良いので逃げ馬に有利です。

反対に寝ていて長い馬は、最後まで脚に負担をかけないので長距離で、最後に末脚を爆発させて追い込むのに有利です。

脚を観察して馬の特徴を知るには?

短距離のダートに向く特徴

  • 脚の長さが短い
  • 脚が太い
  • 前脚の繋(ツナギ)が立っている

長距離の芝に向く特徴

  • 脚の長さが長い
  • 脚の細い
  • 前脚の繋(ツナギ)が寝ている