初心者はパドックで何を見れば良いのか?

競馬場で馬券を買う際には、レース直前の馬の体調見る上で欠かすことができないのがパドックです。いくら強い馬でも体調が悪ければ良いレースをすることができません。パドックは出走馬の体調を知る唯一の場といっても過言ではありません。しかし、パドックできっちりと馬の状態を見てから馬券を購入するのは少数派です。大多数の人は、なんとなくパドックで馬を見ているだけです。「毛ツヤがよく見える馬」=「良い馬」この程度しか知らない人がほとんどです。そうなるとどうしても光の関係で芦毛(灰色)の馬は悪く見えて黒鹿毛(黒色)の馬はよく見えてしまいます。

 

競馬初心者でなくても、競馬歴十数年という競馬歴が長い方でもパドックではどこを見れば良いのかわからない人がほとんどです。このことからパドックの見方を習得できれば思いがけないような高オッズの馬券を的中することができるようになります。

 

 

パドックでわかること

パドックから一体どんな情報が得られるのでしょう。
主には、この3つです。
体調
集中力
条件特性

 

下痢やゴズミや脚の怪我などなどとその日の体調が優れない場合は、どんなに強い馬でも凡走してしまいます。特に管理が難しい牝馬の場合は、その日の体調がレースに大きく左右すると言われています。その日の体調はレースに重要な勝因になってきます。

 

そもそも馬は全力で走れる時間は限られています。長距離になりますと最後まで全力で走りきることができません。馬が途中でバテて走れなくならないように、騎手が馬のペース配分を行なっています。そのことから馬が興奮して騎手のいう事を聞かずに最初から全力で走ってしまい、途中でバテてしまいます。また、馬にやる気がなくて騎手のムチが入っても一生懸命走らない馬もいます。馬のレースに賭ける集中力はレースに重要な勝因になってきます。

 

馬によって力を発揮できる距離や馬場条件が異なります。馬によっては、芝が得意だったりダートが得意だったり、短距離が得意だったり長距離が得意だったりと馬一頭一頭違います。その時に短距離のダートが得意な馬に長距離の芝のレースに出走してしまえば目も当てられません。関係者もその馬の得意な距離を走らせたいと考えているのですが、最初の方のレースでは関係者も馬の正確な特性を理解できておらず探り探りレース条件を変えてその馬の特性を見ようとします。

 

条件特性が違うことで成績が一気に好転した有名な例として砂のディープインパクトと言われるカネヒキリです。カネヒキリはダートでのJCDや東京大賞典などで優勝するほどの名馬ですが、芝生でのレースは全く勝てなかったのです。実は新馬戦はなんと芝レースでの出走でした。対戦相手はほとんどが3流馬でしたが勝てないのです。その後、何戦か芝でレースをしましたが全く勝てませんでした。しかし、ダートに転向してからは、皆様のご記憶にある名レースを繰り広げたわけです。カネヒキリほどの名馬でも苦手な芝レースでは3流馬にも勝てないと言うことです。

 

 

 

 

パドックには大きく分けて、縦の比較と横の比較

縦の比較とは、その馬の過去のパドックの状態と現在のパドックの状態を比較することです。過去にその馬が好走した時の状態と今回の状態を比較して好調不調を判断するのです。1頭1頭の馬の特徴は違いますので、1頭1頭の特徴をパドックで把握しておかなければなりません。

 

そもそも1日に何頭の馬が出走すると思いますか?3会場で競馬が開催されている日でしたら、だいたい400頭近くの馬が出走することになります。縦の比較を行うためには、1頭1頭の馬の特徴をパドックで覚える必要があります。G1に出るような有名な馬の特徴ならば、ある程度の努力で可能です。しかし、それ以外のレースになると次回の出走のために1日400頭全部の馬のパドックを見てその馬の特徴を覚えることは不可能です。このことからパドックで馬の状態を見ることすら諦めている方も多いです。

 

一方、横の比較とは、一緒にパドックで周回しているメンバー同士の比較になります。そこでどの馬の体調が体調の善し悪しや、この条件に合っているのかという事を判断ことです。縦の比較と違い馬1頭1頭の特徴ではなくて、横の比較では、一般的な馬の特徴から馬の体調が体調の善し悪しや、この条件に合っているのかという事を判断ことです。横の比較は、縦の比較と違い一度がんばって学習してしまえば、一生使える宝となります。

 

 

このサイトではパドックの初心者でも簡単に理解できる、横の比較の方法に焦点を絞って解説していきます。

 



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